男子とは変わっているホールもあるが、「僕らがやっていたときはもっと風が強かったイメージですね。でも、アップダウンはあまりないし、風が吹かなければ、回りやすいコース。ショット能力の高い人が上位にくるでしょうね」(井上)とポイントは押さえている。今週出場する選手で04年大会に出場していたのは大山志保、金田久美子といった数える程度。これは大きなアドバンテージだ。
また、グリーンもパッティングのチェックをするにはうってつけだという。「あまり起伏がなく、カップ切るところは特に傾斜があまりないところだと思うので、ちゃんと打てればすーっといってくれると思う」。調子のバロメータがスコアに直結するからこそ、今の濱田の状態、そして今後どうしていけばいいかを見つけやすい。
「結果とかはひとまず置いておいて、試合で見てもらわないと分からない部分もある。これからのためにも、コーチに見てもらいながら今後につなげられるゴルフができたら」と濱田。頼もしい師匠と共に、浜名湖から反撃ののろしを上げる。(文・秋田義和)