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1Wが地クラブ、アイアンは世界1位も使う王道 ツアー最強の飛ばし屋の工夫と模索【契約フリーから学ぶクラブ選び】

1Wが地クラブ、アイアンは世界1位も使う王道 ツアー最強の飛ばし屋の工夫と模索【契約フリーから学ぶクラブ選び】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年5月22日 12時00分

彼女は成田美寿々選手と並ぶ「カスタム女子」の代表的な存在。しかし、彼女の『RODDIO』ドライバーからUTの流れと、アイアン&ウェッジのクラブセッティングには彼女なりの工夫と模索がみられます。

ドライバーからUTまでのロングショットを行うクラブに関しては、よほどのことがない限り急に他のモデルに変わる可能性は極めて低いと思います。ヘッドのあらゆるフルカスタムが可能な『RODDIO』のヘッドで十分なチューニングが行われていることは、ソールの使用痕を見れば明らかです。イメージ通りのスピン量とボール初速を両立するための重心設定やソールチョイスが非常にマッチしているのが見て取れました。これなら、ナチュラルドローでキャリーもランも獲得できると言える跡です。

「神の鞭」の意味を持つ『RODDIO』は、元々カスタムシャフトメーカーとしてスタートしています。釣具のトップメーカー「ダイワ」と同じグローブライドグループで、釣竿のロッド技術をゴルフシャフトに導入したのは周知の事実ですが、何と言っても非常に繊細なシャフト開発を元に作られたフルカスタムヘッド。スリーブはもちろん、ソールを交換したり内部重心を自由に調整したり「個々の番手」を最高の弾道が出せるようカスタマイズが出来るのが大きな特長です。つまり、全ての番手が「葭葉選手専用RODDIOヘッド」になっているという事になります。

一方で、アイアンは今後変更する可能性があるのかも知れません。合っていないという意味ではなく、彼女自身がアイアンショットを含めた「勝つためのショット向上」を狙って変化するからです。現在はバランスを重視したオーソドックスなモデルで世界1位のコ・ジンヨンも使う『Tour B X-CB』を使用しています。

ブリヂストン『TOUR B X-CB』アイアンは、プロモデルアイアンの王道とも言えるスタンダードモデル。年間を通じて戦う上で、調子のバロメーターやスイングのエラーをフィードバックするには最適なアイアンだと思います。また、葭葉選手のようにティショットの飛距離が出る選手にとっては、手にした番手が予定以上に飛びすぎない事も重要な要素になるはずです。オーソドックスなロフト設計と、あらゆるライにおいて安定したスピン量が確保できる抜けの良いアイアンを選ぶのは必然ではないでしょうか?

大きな飛距離を武器にダイナミックなプレーを展開する彼女にとって、ピンを狙うクラブとピンチをしのぐグリーン周りのクラブ選びは神経質になりがち。新しいものに合わないリスクを、慣れたモデルを使い続けることで軽減しているのかも知れません。逆に言えば、自分自身で使うクラブの良し悪しを決められる男前なキャラクターとも言えます。切り替えの早いプレースタイルは、こんな所にも表れている気がします。

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