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PGAオブ・アメリカの女性会長を見て思うこと【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

PGAオブ・アメリカの女性会長を見て思うこと【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2019年5月21日 17時59分

スージー・ウェイラー会長とブルックス・ケプカ
スージー・ウェイラー会長とブルックス・ケプカ (撮影:GettyImages)
ブルックス・ケプカ(米国)の連覇で幕を下ろした「全米プロゴルフ選手権」。表彰式に登場したスレンダーな女性の姿を目にとめた日本のゴルフ関係者がどれだけいただろうか。昨年11月に、女性として初めてPGAオブ・アメリカの会長となったスージー・ウェイリー。かつて1年間だけだが米女子ツアーでもプレーし、LPGAのティーチング部門メンバーでもある彼女は、2003年にも“女性初”の偉業を成し遂げた人物でもある。

ゴルフ場とは思えない盛り上がり【写真】

コネチカットPGAチャンピオンシップで優勝。クラブプロの大会で女性が優勝したのが史上初めてだった。その資格で、米ツアーの1戦、「グレーター・ハートフォード・オープン(現トラベラーズ選手権)」にも出場。結果は予選落ちだったが、それでも世界のトッププレーヤーが集う男子ツアーを舞台に2日間70台で回っている。

クラブプロを中心に、ティーチングプロ、コースメンテナンスのプロなどゴルフに関する様々な部門のメンバー約2万9000人からなるPGAオブ・アメリカ。ウェイリーは、14年にそのセクレタリーとなり、昨年、会長となった。女性初のトップというニュースは流れたが、その後は、粛々と仕事をしている。表彰式では笑顔でケプカを祝福し、ファンや関係者に感謝する姿が印象的だった。

“女性初”というキーワードを今回は何度も使った。プレーヤーとして男子と戦うことはまったく別な話。ではあるが、組織でのポジションという点ではまだまだ女性が重要なポストに就く機会は少ない。

それでも、欧米では政治を始めとして、女性が要職に就くことは珍しくなくなっている。国際労働機関(ILO)のデータによれば、世界における2018年の女性管理職の割合は、平均27.1%。トップは米国の34%で、日本を除くG7各国は、20〜30%台となっている。ところが、日本はG7最下位の12%。これは宗教的な理由もあって女性の社会進出が遅れているアラブ諸国の11.1%と水準としては変わらない。

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