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女性や若者ギャラリーを増やすのが急務【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】
女性や若者ギャラリーを増やすのが急務【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】
所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時: 2019年5月7日 09時20分
いうまでもなく、必要なのは最初の高いハードルを越えてもらうための努力。プロスポーツの基本である興行としてゴルフツアーを考えるなら、それなしに未来はない。おじさまギャラリーももちろん大歓迎、いや、ツアーを支えてくれている存在だ。しかし、それだけに頼っていていはいけない。女性や若者、子供など、それ以外の客層をもっともっと増やさなければ、先細りする一方なのは目に見えている。客層に対する細かいリサーチをするのは大前提で、その上で対策を立てる。そんな当たり前のことが、ツアーとしてどこまでできているのか。
ゴルファーはもちろん、ゴルフをしない人、その家族にも興味を持ってもらうこと。そのためには、無料招待はもちろん、小中学校、スポーツクラブなど各コミュニティとの提携、他イベントとの共催など、様々な手法でとにかく一度足を運んでもらうための方法を具体化させる。「できないいいわけを考える」のではなく、あくまで前向きに、できる方向で進めていく。各大会に丸投げするのではなく、年間通してツアーでもっとしっかりした対策を立てなくてはならないことがわかる。
スポンサー依存ではなく、興行としてのツアーというプロスポーツの当たり前の形を考える時の将来ビジョン。3日間で1万5157人いたギャラリーの中のひとりとして痛切に感じたのは、それをよりハッキリした形で描き出す必要性だった。(文・小川淳子)
ゴルファーはもちろん、ゴルフをしない人、その家族にも興味を持ってもらうこと。そのためには、無料招待はもちろん、小中学校、スポーツクラブなど各コミュニティとの提携、他イベントとの共催など、様々な手法でとにかく一度足を運んでもらうための方法を具体化させる。「できないいいわけを考える」のではなく、あくまで前向きに、できる方向で進めていく。各大会に丸投げするのではなく、年間通してツアーでもっとしっかりした対策を立てなくてはならないことがわかる。
スポンサー依存ではなく、興行としてのツアーというプロスポーツの当たり前の形を考える時の将来ビジョン。3日間で1万5157人いたギャラリーの中のひとりとして痛切に感じたのは、それをよりハッキリした形で描き出す必要性だった。(文・小川淳子)