ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

国内女子ゴルフ JLPGAツアー

ライブフォトなど多彩なコンテンツを配信!

スロープレー撲滅を世界レベルで【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

スロープレー撲滅を世界レベルで【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2019年4月30日 16時33分

エドアルド・モリナリのリスト公開を受けて女子ツアーは何を思うのか
エドアルド・モリナリのリスト公開を受けて女子ツアーは何を思うのか (撮影:GettyImages)
エドアルド・モリナリが、欧州ツアーのスロープレーヤーリストをSNSで公開し、物議を醸している。スロープレー撲滅を訴えるという目的のためであるが、ツアーが公開していないリストだったことで賛否両論が飛び交っている。計測された回数、違反回数、罰金総額などが載った長いリストにはタイガー・ウッズや松山英樹、さらにはモリナリの実弟、フランチェスコの名もある。

話題の公開されたリストがこちら【写真】

モリナリの行動自体の是非はさておき、スロープレーが世界中のツアーで横行し、運営自体を脅かしているのは確かな事実だ。まともなゴルファーなら誰でもわかっていることだが(そう祈りたい)、スロープレーが迷惑なのは、同伴競技者だけにではない。スロープレーヤーのいる組より後から同じホールをプレーすることになるゴルファー全員に迷惑をかけることになる。プレーの遅れはズルズルとあとの組に影響を与え、遅くスタートしたプレーヤーが、日没でプレーを終えられない可能性もあるからだ。

一般ゴルファーでも大問題となるこの事態は、プロの試合ではもっと様々なところに影響を及ぼすことになる。もちろん、様々なことを考慮してスケジュールは組まれているが、それでも、日没サスペンデッドとなれば予定は大きく狂ってしまう。天候によるものなら仕方がないけれど、スロープレーのせいでは目も当てられない。

スロープレー撲滅は、今年1月からの大きなルール改正の目的の一つでもある。ショットの直前までキャディーが後方で方向を確認することが禁止されたのもそのためだ。だが、それでもまだまだスロープレーは減らない、というのがモリナリの主張なのだろう。

日本の女子ツアーのスロープレー問題については、たびたび言及している。だが、大きな改善は見られない。スロープレーヤーからは「迷惑をかけている」という自覚がなく、それどころか「自分の時間を使っているだけ」という意識が見え隠れする。そして周囲は不満に思いながらも、なかなか表に出せず、裏で悪口を言うという悪循環だ。

関連記事

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト