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初優勝者の“名産地”川奈で聞いた 選手が味わった『2勝目の難しさ』【記者の目】

初優勝者の“名産地”川奈で聞いた 選手が味わった『2勝目の難しさ』【記者の目】

配信日時:2019年4月29日 17時50分

「今年も初優勝者が誕生するのか?」。そんなことを考えながら、先週の「フジサンケイレディス」を観戦した、という人も多かったのではないだろうか。2日目を終え単独トップに立った20歳の吉本ひかるをはじめ、渋野日向子、丹萌乃といった選手達が初タイトルに大きく近づいた。

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最後は『あっぱれ』としかいいようがないプレーを見せた申ジエ(韓国)の優勝で幕を閉じたが、“川奈の女神”が今回も新たな力に微笑むのではないか、という雰囲気も最後まで感じることができた。

この女神の“初物好き”はなかなかのもので、現在の川奈ホテルゴルフコース富士コースに変わった2005年以降、15年で実に8人ものツアー初優勝者がこの地で誕生している。プレーオフまでもつれ込んだ昨年大会でも、最後に勝利をつかんだのは、それまで未勝利の永峰咲希だった。

開幕前日、12年に川奈で初優勝を挙げた大江香織に話を聞いた。「(優勝は)けっこう前のことなので記憶が薄れていますね。うれしかったのは覚えているけど、どうやってコースを攻めたとかは覚えてないんですよ」と笑った歴代覇者から、1勝目を挙げた時、そして“その後”の選手の心理を聞き、興味深かった。

「1勝目はイケイケ。怖いもの知らずでしたね」。大江は当時をこう振り返る。当時、首位と2打差の2位で迎えた最終日を前にして、「『あ、これ勝ったな』と思っていました」と “臆せず”突き進んでいったことはよく覚えている。「なんで2位だったのに『勝った』と思えたんでしょうね(笑)」。今考えると不思議なことだが、それが初優勝を挙げる時の“勢い”なのかもしれない。

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