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エース達成にロングパット成功 笠りつ子が「衰え」を感じさせない首位発進

エース達成にロングパット成功 笠りつ子が「衰え」を感じさせない首位発進

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2019年4月26日 19時20分

ド派手なスタートダッシュ!笠りつ子がエース達成!
ド派手なスタートダッシュ!笠りつ子がエース達成! (撮影:佐々木啓)
フジサンケイレディスクラシック 初日◇26日◇川奈ホテルゴルフコース富士コース(静岡県)◇6376ヤード・パー71>

3年ぶりの優勝に向け、笠りつ子が“ド派手な”スタートを切った。10m超のロングパット成功に加え、ホールインワンも達成。立て続けの好プレーに背中を押され、4アンダーの単独トップで2日目に向かう。

プレーも笑顔もナンバーワン!?笠りつ子、満面の笑み【大会フォト】

155ヤードの9番パー3。このティーイングエリアで8番アイアンを一振りすると、フェード気味のボールはピン3mの位置に落ちバウンド。そのままカップに吸い込まれた。「狙いはしてないです(笑)。真ん中に乗せようと思っていたら、ピンに向かっていきました。左風があったのもよかった。ボールを目で追っていて、“あ〜!”という感じでした」と、その瞬間を振り返り笑顔だ。

見せ場はこれだけではない。5番で奥から17mのパーパットを沈めピンチを切り抜ける。続く6番は17mから3パットを喫しボギーとしたが、7番で今度は手前からの15mをねじ込みバーディ。「難しいとしか思えない」と話すコースで、1つのエースと3つのバーディを奪い、「すごく良かった」と大満足の一日となった。

昨シーズンは賞金ランク52位。2010年の初シード獲得後、7年間守った“シード選手”の座から陥落した。今季持っているのは前半戦出場権のみ。その結果を受けオフにはこれまで以上のウェイトトレーニングで、自らの体に負荷をかけ続けた。「年齢を重ねるにつれ、体も動かなくなっているし、衰えは理解しています。何が足りないかを考え、それを補わないといけない」。31歳になった今、これまでとは違う現実と向き合っている。

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