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大山志保はジャンボ尾崎に通じる手先の器用さ あえて寛容性の大きいクラブという選択肢【契約フリーから学ぶクラブ選び】

大山志保はジャンボ尾崎に通じる手先の器用さ あえて寛容性の大きいクラブという選択肢【契約フリーから学ぶクラブ選び】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年4月10日 18時12分

人気のある大山選手の魅力は、ガッツ溢れる変わらないプレースタイル。だからこそクラブ契約を結ばずに若い選手と戦う姿勢は非常に理解できます。40代になっても活躍できるチャンスは充分にあると思いますから。

ただ、クラブを選ぶ中で現状一番ネックとなっているのは軽量化。昨年怪我もあり、なるべく身体の負担を軽減しながら飛ばしたい。そのためにクラブの重量を落としたいわけですが、重量が変わるということはスイングのテンポが変わるので非常にリスキーでもある。クイックテンポで振るタイプの選手なので、重量を軽くした時に早打ちのデメリットの方が出る可能性もあるからです。「飛ばしたいって言っているわりには何も変えないじゃん」と端から見ると思うかもしれないですが、そう簡単にはできない事情があるわけです。そうなると、振り感で変えるしかない。ヘッドとシャフトの組み合わせを探る方法をとることになります。

その中で彼女は昨年ヨネックスレディスを優勝したときのピン『G ドライバー』から『G400 ドライバー』に替えました。昨年から替えたのはこの一本だけです。僕が見ている限りですが、怪我をかばった結果フックが出ている印象が強かった。その点では、深重心かつ高慣性モーメントのヘッドの方が合っているのかなと思います。

アイアンに関しては長らく『i20』を使用しています。大山選手は怪我から復帰した13年から4年連続でトップ10に入るなどパーオン率が高い選手ですが、それを生み出しているのは無類の“当て感”の良さ。スイング全体のフレーム(枠組み)がありながらも、インパクトので距離感や弾道をコントロールするタイプではないかと思います。

そういう人はシャープで操作性の高いクラブを選ぶと思いがちですが、僕はそうではないと思っています。繊細がゆえのオーバーアクションをしないために、クラブをわざとオートマチックにする。器用だからこそ、あえて寛容性の大きいクラブを好む傾向もあるんです。この点はジャンボさんに似ていると思います。

極論を言えば、大山選手にとっては全てのクラブ選びがパターの延長線にあるのかも知れません。勝負所をパターで決めてきた大山選手らしい、いわゆるタッチやインパクトで全てのボールコントロールを行うプレイヤーと見ています。スイング云々というタイプではなく、球筋のためにインパクトがあり、そのためにスイングがあるだけ。

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