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契約フリーの成田美寿々、勝利を引き寄せたドライバーは?【勝者のギア】

契約フリーの成田美寿々、勝利を引き寄せたドライバーは?【勝者のギア】

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2019年4月8日 17時43分

大逆転劇を演じた成田美寿々 頼れる相棒が頂点に導いた
大逆転劇を演じた成田美寿々 頼れる相棒が頂点に導いた (撮影:佐々木啓)
ヤマハレディースオープン葛城 最終日◇7日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6,564ヤード・パー72>

3日目を終え単独首位に立った昨年覇者のアン・ソンジュ(韓国)との4打差を巻き返し、逆転優勝を果たした成田美寿々。今季はここまで「スタッツを見ると吐き気がするくらい(悪い)」と自身で言うほど不調が続いていた。

成田美寿々といえばこのポーズ【写真】

オフの間は飛距離アップと球の高さを上げることに注力してきたが、開幕を迎えるとなかなかその成果が出せずにいた。ドライバーも開幕からPXG『0811x GEN2』、テーラーメイド『M5』と試行錯誤。先週の「アクサレディス」からはキャロウェイの『EPIC FLASHサブゼロ』に落ち着いた。

これについて成田は、「めっちゃ飛びます。10ヤードは余裕(で伸びている)。フェードでロースピンで、強い球がバンと出てくれるのが気持ちいい」と、大会4日間での平均飛距離は4位(258.875ヤード)。最終日は527ヤードの18番パー5で2オンに成功してバーディで締めた。加えて、「初めてアイアンの飛距離が伸びた。5ヤードくらい。6番アイアンを使わなかった。葛城が短く感じた」とオフの成果もここにきて実感に至っている。

開幕から課題としてきたパターも改善。3パットが多く成績を出せなかったが、こちらも「アクサレディス」から変えた、中尺用のグリップを差したパターが奏功。接戦の優勝争いを繰り広げた最終日も、一度も3パットなしで終えた。

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