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初心者も上級者も参考になる 笠りつ子の14本は“タメ”を作らない人向け【契約フリーから学ぶクラブ選び】

初心者も上級者も参考になる 笠りつ子の14本は“タメ”を作らない人向け【契約フリーから学ぶクラブ選び】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年3月18日 17時41分

「気持ちよく振れるクラブが好き」と話しているように、シャフトからクラブを選ぶタイプです。シャフト、ヘッドそれぞれの分業をさせようとしている選手の一人。ただ、ノーコックでちょっと早めのテンポで打つタイプの選手なので、シャフトのストライクゾーン(使える種類)がかなり狭いですね。

ドライバーで言えば、気に入った振り心地のシャフトをまず決めて、その上で一番距離と方向性が保てるヘッドという探し方をしているんじゃないかな、と思います。3番、5番ウッドがカスタムのPRGR『TUNE』を使っている辺りも、シャフトを決めてヘッドをチューニングしたのではと思います。

シャフト選びの傾向でいうと彼女は、振り遅れがないほうがいいタイプ。手元に対してヘッドが大きく遅れている状態を作ることで飛距離アップにつながるという、いわゆるレッスン用語でいう“タメ”ですが、クラブ使いの観点で言うと“タメ”と言うのは“人工的に作った振り遅れの動作(タイムラグ)”なんですよ。“タメ”が大きいと飛ぶっていうことは、遅れた分が戻ってきて初めて飛距離に変わるわけです。

ですが、彼女はノーコックで打つのを見てもらえれば分かると思いますが、どちらかというと“タメ”を作ってシャフトの力で飛距離を出すよりも、自分の出力で距離を出していくタイプ。 彼女の場合は“振り遅れ動作”や“タメ”が大きいと、むしろミスにつながってしまうんです。だからTour ADのDIという“出力通りに飛ばせる”シャフトを選んだのではないでしょうか。

そんな彼女のセッティングを参考にして欲しいのは、大型ヘッドのドライバーでいまいち方向性が安定しないとか、2打目が左右のミスに悩んでいる方や長尺クラブが得意じゃない方。ショートアイアンを引っかけない人など、いわゆる手元とヘッドの動きの差を大きく作るのが苦手な人にはすごく参考になると思います。

今後試合をこなしていく中で、どのようなシャフトを選んで何のヘッドをチョイスするのか。チェックを続けていきたいです。ぜひぜひアマチュアが参考にすべきクラブ。スイングが同じじゃなくても参考になります。

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