大山志保がクラブ契約フリーに　心機一転で目指すは“節目の20勝”

＜ダイキンオーキッドレディス 事前情報◇5日◇琉球ゴルフ倶楽部（沖縄県）◇6514ヤード・パー72＞

2017年10月に発症した頚椎間板ヘルニアを乗り越えて、昨シーズンの「ヨネックスレディス」でツアー通算18勝目を挙げた大山志保。「今年は二勝して節目の20勝を迎えたいと思います」と強い気持ちで挑む新シーズンはクラブ契約フリーで臨む。

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大山がクラブ契約フリーで戦うのは10年シーズン以来9年ぶり。セッティングは昨年のヨネックスレディス優勝時をベースに、ドライバーをPINGの『Gドライバー』から『G400』にスイッチした。「初めて使ったのですが、以前のドライバーよりもランがでてミスヒットがミスにならないくらい距離が変わらない。まだ調整が必要ですが、いい感じです」とバッグイン。他のクラブは「かなり気に入っています」と変わらないが、「これからは調子の変化に合わせて替えられるので臨機応変に替えていこうと思っています」と今後は柔軟に対応していく。

今後のクラブ選びについて「年齢のこともありますし、20代とは体も違う。自分が経験したことを生かして自分に何が必要か、自分がどういうショットを求めていくかにこだわっていきたい。これはクラブだけでなく全てにおいてです。経験がないと分からないこともあると思います」と話す。と言うのも「去年一年で大きく崩れてしまったので、そのスイングを立て直す」というのも今年のテーマだから。

「このオフは怪我をしてほとんど練習できなかった昨年と違って、トレーニングなど練習ができました。ですが、スイングはまだ安定していない部分がある。そのスイングを立て直す、もしくはどのスイングが自分に負担がかからずより長くレギュラーツアーで戦えるか試行錯誤しているところです」。