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ファン、選手の声が色濃く反映された“仮決着” サロンパスカップ継続開催に対する日テレの声

ファン、選手の声が色濃く反映された“仮決着” サロンパスカップ継続開催に対する日テレの声

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2019年1月25日 13時16分

これまで通り「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」として大会継続(写真は昨年大会)
これまで通り「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」として大会継続(写真は昨年大会) (撮影:米山聡明)
昨年12月に行われた日程発表の席で、放映権の問題から「LPGAウィメンズチャンピオンシップ(仮称)」として開催されることが発表されていた国内女子メジャーの今季初戦。しかし1月25日(金)に、2019年もこれまで通り「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」として大会が実施されることが、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)、日本テレビの双方から発表された。

日程発表で大会中止などの説明をする小林浩美会長

大会は5月9日〜12日の日程で、茨城ゴルフ倶楽部 東コースで開催。これについてLPGAだけでなく、日本テレビもコメントを発表し、開催への協約書を締結したことの報告、経緯などを述べた。

そこでは「会場未定のまま別大会(LPGAウィメンズチャンピオンシップ)を開催する旨の発表がなされて以来、多くのゴルフファン、選手のみなさま、そして本 大会会場の周辺自治体やつくばみらい市民、茨城県民のみなさまほか、すべてのステークホルダーの みなさまから、本大会の開催を強く要望する声が多数寄せられました」と、まずは日程発表後の反応について明かした。

それに続き「1973年の日本テレビ開局20周年記念事業として初開催以来45年以上にわたる歴史と伝統を持ち、毎年多くのギャラリーのみなさまに足を運んでいただき、愛されてきた本大会が開催できなくなることは、もとより弊社としても 本意ではなく、この度、本大会開催に関する LPGA との協約書を締結することとしたものです」と、今回の決定に至った背景を説明した。

さらに、争点となった“放映権・肖像権のLPGAへの帰属”についても言及。 「今回の協約書締結は、ファンファースト・選手ファーストの見地からの決断であり、2020年以降の大会については、LPGAと引き続き放映権帰属のあり方について協議を続け、その中で、長年にわたり日本女子プロゴルフ界を支えてきた弊社としての考え方にご理解をいただけるよう努めて参ります」と、決着には達していないことも明記された。

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