もちろん根底にあるのは『復興』への思い。くまもと県民テレビは、「熊本には多くの出身ゴルファーがいます。その選手達が、地元で活躍する姿をゴルフファン、関係者に見ていただきたい。そのために開催した方がよいと判断しました」と、その使命を語る。また宮城テレビ放送も「(今大会は)宮城県立こども病院支援や東日本大震災復興支援トーナメントとしても位置付けられており、宮城をはじめとする“地域に密着した大会”でもあります。『地元ファースト』、『選手ファースト』を最優先に考え、協約書を締結しました」と気持ちは同じだ。
放映権の帰属については、両局とも引き続きLPGAと交渉を続けていくという姿勢を見せたが、多くのゴルフファン、選手の思いが届き、今回の“復活開催劇”が完遂された意味は大きい。