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獲得賞金1億円超を達成した成田美寿々 注目するのは「トップでの一瞬の“静”」【辻にぃスイング見聞】

獲得賞金1億円超を達成した成田美寿々 注目するのは「トップでの一瞬の“静”」【辻にぃスイング見聞】

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2018年12月27日 12時04分

注目すべきはトップでの“静” 成田美寿々のスイングに力強さを生む
注目すべきはトップでの“静” 成田美寿々のスイングに力強さを生む (撮影:米山聡明)
今季優勝した選手のスイングから強さの要因、そしてアマチュアが参考にすべき部分を探る“Playback LPGATour2018”。第12回は、今季3勝を挙げ、獲得賞金1億円超えを果たした成田美寿々のスイングを、上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が解説する。

獲得賞金1億円超の成田美寿々 トップでの一瞬の“静”に注目【連続写真】

アスリートとして一番アブラがのった時期に、キャリアハイを更新した26歳の成田。ドロー、フェード、高い球、低い球を自在に打ち分ける能力は、「今の日本選手ではいない」と辻村氏も目を見張る部分だ。

そんな成田のスイングで、辻村氏が最初に「ここがいい」とうなったのがトップ直前のバックスイングでの形。

「首と肩の角度が90度の時に、まだシャフトと腕も90度という関係がいいですね。多くのアマチュアは、首と肩が90度の時には、すでにシャフトは頭の方にスッと向かってしまう。しかし、成田さんのような形になるというのは、体の捻転で上げられている証拠です。腕が地面と平行になるこの時にナイスショットかそうでないかが、決まってしまいます」

バックスイングでは体の捻転でクラブを上げられている【スイング写真】

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