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フェービー・ヤオが選ぶのは、“打つ前に何回も深呼吸した”一打【最終戦出場者が選ぶ“今年の一打”】

フェービー・ヤオが選ぶのは、“打つ前に何回も深呼吸した”一打【最終戦出場者が選ぶ“今年の一打”】

配信日時:2018年12月3日 12時05分

フェービー・ヤオは死闘を制し4年ぶりとなる優勝を遂げた
フェービー・ヤオは死闘を制し4年ぶりとなる優勝を遂げた (撮影:上山敬太)
LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を終え、幕を閉じた今季の国内女子ツアー。今シーズン優勝者、賞金ランク25位以上など精鋭のみが出場できる大会の狭き門をくぐって出場した選手たちに、“今シーズン一番印象に残っている一打”を挙げてもらった。今回は、今季4年ぶりとなる優勝を飾ったフェービー・ヤオ(台湾)。

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2014年の「フジサンケイレディス」で日本ツアー初優勝を挙げたヤオ。だが、その後は勝てない時期が続いた。シードは守り続けるもタイトルにはあと一歩届かない。苦しい状況を打破したのが、今年の「アクサレディス」だった。比嘉真美子との3ホールにわたるプレーオフを制して、「本当に苦しかった」というモヤモヤを一気に吹き飛ばした。そんなヤオがピックアップした “今年の一打”は、そのアクサ-で優勝を決めたプレーオフ3ホール目の1mのバーディパット。

「今年一番印象に残っている場面は、アクサレディスのプレーオフ。日本に来てから初めてのプレーオフだったから印象に残っています。3ホールの全てを昨日のことのように思い出せます。私のだけでなく、比嘉さんのショット、パットも含めてですね」というヤオ。その中でも1つと選んでくれたのが、プレーオフ3ホール目に99ヤードからの3打目を1mにピタリとつけてからの4打目だった。

「特にパターが印象に残っています。プレーオフ自体とても緊張していましたが、最後のバーディパットは手が震えました。何回も深呼吸しました(笑)」。緊張したときは自分のストロークが速くなってしまうクセは分かっていた。「いつも以上にゆっくり動かすことを心がけました」。これまで苦しい思いをしてきたことが、最後のカップインへと導いた。

フェービー・ヤオの2018年主要成績】
アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」優勝
アース・モンダミンカップ」5位タイ
「日本女子オープン」4位タイ

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