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【LPGA新人戦 選手紹介】先輩からの助言で成長!大里桃子「強くて明るくてやさしいプロになりたい」

【LPGA新人戦 選手紹介】先輩からの助言で成長!大里桃子「強くて明るくてやさしいプロになりたい」

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2018年12月7日 08時52分

6月の「ヨネックスレディス」では初めてのトップ10入りを経験し、迎えた7月末の最終プロテスト。「ツアーでやっていたぶん、力はついていると思っていましたし、ここで落ちたらもう本当に終わりという覚悟でやりました」と、難なく3位通過。4日間で18アンダーという成績で、晴れてプロゴルファーの一員となった。

実はプロテスト直前にも先輩の言葉が身にしみたという。「直前の週のラウンドで成田美寿々さんと一緒だったのですが、スタートのところに選手名鑑が置いてあって、そこに去年合格した同級生の子たちの特集が載っていたんです。『同い年?』と聞かれて、『ハイ』と答えたら、『負けるなよ!』と言っていただけたんです」と、ここでも自らを奮い立たせてくれる言葉が合格を後押ししていた。

8月に入り20歳の誕生日。「NEC軽井沢72」ではホールインワンを達成。そして「CAT Ladies」でツアー初優勝。プロテスト合格からわずか23日の史上最速優勝を決めることになった。

突然訪れた初優勝後は苦戦が続き、予選落ちがかさんだが、なんとか賞金ランキングは49位。19年はツアー優勝者という立場での参戦が決まっているとはいえ、シード獲得の50位以内に入ることができた。

プロテスト失敗から1年後に待っていたシンデレラストーリーもシーズン終了とともに幕を閉じたが、すでに見据えるのは来季だ。「序盤からつまずかないようにしたいですし、トップ10の回数を増やして上位争いができればいいと思っています」と謙虚な姿勢で臨む構え。「まずはシード権です」と、おごることなく足下を見ながらの戦いを続けていく。

「スケールの大きいゴルフでビッグスコアをも出せると思うし、小技でもしっかりと魅せたい。まずは、地元のバンテリンで予選通過するところから(笑)」と、見る者を魅了するゴルフ、そして熊本での活躍を誓う。

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