原にとっての今季最終戦となった「大王製紙エリエールレディス」後には、師匠の尾崎将司がいるジャンボ邸で、来季に向けたトレーニングを開始。その内容は、タイヤを引きながら砂の上をダッシュするなどハードなものだ。今大会も「腕が伸びない」という筋肉痛を抱えながら迎えたが、それでもしっかりとアンダーパーで初日を乗り切った。
「一生に一度しかない新人戦。楽しみつつも、シード選手のプライドをもって明日もプレーしたいです」。ツアー本格参戦初年度の今年はステップ2勝を挙げ、レギュラーでも賞金ランク38位で初シードを獲得した。その実力を、この同期が集まる大会でも発揮する。(文・間宮輝憲)