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権藤可恋がカーボンシャフトで優勝争い きっかけは“出場できなかった”日米共同大会

権藤可恋がカーボンシャフトで優勝争い きっかけは“出場できなかった”日米共同大会

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2018年11月18日 07時59分

カーボンシャフトがいい感じ 権藤可恋が優勝争いへ
カーボンシャフトがいい感じ 権藤可恋が優勝争いへ (撮影:佐々木啓)
大王製紙エリエールレディスオープン 3日目◇17日◇エリエールゴルフクラブ松山(6525ヤード・パー72)>

今季すでに初シード獲得を決めて、目指すは初優勝の権藤可恋。「大王製紙エリエールレディス」の3日目を終えてトータル12アンダーの5位タイ。トップとは1打差とチャンスにつけている。

【関連写真】優勝は誰の手に!?現地の模様をLIVEでお届け

「ショットが良い」と先週から入れている新アイアンがキレているという権藤。その新しいテーラーメイドの『P790』にささっているカーボンシャフトがいい感じらしい。

先週ヘッドを替えるタイミングで、アイアンのカーボンシャフトを入れてみたという。「以前からどこかで替えたいという気持ちがあったのですが、ウェイティングで行ったTOTOジャパンクラシックで、米ツアー選手のクラブを見ていたら、意外とカーボンシャフトを使用している選手が多かった。“カーボンでもちゃんとフィーリングを出していけるんだ”と思えて、それが踏み切るきっかけです」。権藤の賞金ランキングはTOTO-の出場枠となる35位を1つ下回る36位。結局、出場権は降りてこなかったが、思わぬところで収穫があった。

実際にグラファイトデザインのカーボンシャフト『Tour AD AD-85』を差して打ってみると想像以上にハマってくれた。「打ったらフィーリングも良かった。それまでショットがまとまってなかったのですが、アイアンが良くなって、そしたら全部のクラブがいい感じになった。前のアイアンで調子が悪かったのは、たぶん開幕からの疲れやトレーニングが減って筋肉が落ちた影響があると思います。カーボンにしてすごく楽です。0.5番手くらい飛距離も伸びました。先週から使って、今週は慣れてきてコントロールショットもできるようになってきたし、縦の距離も合ってきた」。伸ばし合いに付いていけるほどのアイアンショットを手に入れた。

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