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ささきしょうこの初優勝からの2年間 コーチが語ったその“潜在能力”

ささきしょうこの初優勝からの2年間 コーチが語ったその“潜在能力”

配信日時:2018年10月11日 20時12分

ささきしょうこ 2勝目を手にすることができた舞台裏は?
ささきしょうこ 2勝目を手にすることができた舞台裏は? (撮影:上山敬太)
富士通レディース 事前情報◇11日◇東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(6,675ヤード・パー72)>

先週の「スタンレーレディス」で通算2勝目を挙げたささきしょうこ。ツアー本格参戦1年目の2016年「大東建託・いい部屋ネットレディス」での初優勝から2年の月日が流れた。再びの戴冠を果たすまでの取り組みについて、本人、そして今年から本格的にささきのコーチを務めている武井ジョージ氏に聞いた。

涙の2勝目、優勝カップを掲げるささきしょうこ

涙の2勝目から4日。この日のささきは、笑顔で優勝時のことを振り返った。「表彰式が終わってから携帯電話を見たら、LINEが85件くらい入っていて、着信も9件ありました」と試合直後の反響を振り返る。さらに、今週火曜日には穴井詩と、いつも応援してくれているファンが祝勝会を開いてくれたことも明かした。「疲れは100%取れているわけではありません」と話すが、その表情からは“心地のいい疲れ”といった感じも受け取れる。

現在22歳のささきが初優勝を挙げたのは20歳の時。まだ若い選手だけに、この2年を長いととらえるか、短いととらえるかは難しいところではあるが、少なくとも、苦難や変化を味わう2年間ではあった。

体調面では『自律神経失調症』と『パニック症候群』と精神面からくる病に苦しめられ、薬を服用しながらのプレーが続いた。この状態でプレーする難しさを、武井コーチはこう語る。「普通の人なら、耐えられない、眠ってしまうような薬を飲みながらプレーしていました。三半規管、バランス感覚がおかしくなって当たり前です」。

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