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【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】女子ツアーVSテレビ局・スポンサー!?騒動の奥にある問題点

【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】女子ツアーVSテレビ局・スポンサー!?騒動の奥にある問題点

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2018年9月12日 07時53分

会員からの問い合わせにも、我々メディアからの質問に対しても、きちんとした答えが返ってくることは少ない。特に放映権に関しての質問は「各主催者様と交渉中なのでお答えできません」の一点張り。個別の事案ではなく、全体の方向性の話をしない理由が全く理解できない。

(1)について、LPGAが一方的に袋だたきに遭っているように見えるのはなぜか。実はここに大きな問題が存在する。日本には、大手新聞社系のメディアグループがいくつも存在し、大きな力を持っている。そこには、一般紙、民放キー局、スポーツ紙などがあり、スポーツイベントなどの主催、後援などを続けている。そこで“自社もの”を宣伝することはあっても批判することなどほとんどない。言い換えれば、報道とはおよそかけ離れたことを読者、視聴者に伝えていることが多々あるということ。自社グループのプロ野球の球団を応援するかのような報道は、今に始まったことではない。

日本のゴルフツアーは、大きくなる過程でスポンサーをテレビ局、新聞社などに依頼し、一緒に宣伝してもらってきた経緯がある。この仕組みが、何十年ものあいだ続いてきた。簡単に言えば、ツアーはメディアに依存し、メディアとスポンサーはおいしいところを持っていく。LPGAツアーと言いながら、自ら主催している試合が3試合(うち1つは日本テレビと共催)しかないのはそのためだ。

男子ツアーでは、1999年にクーデターを起こし、現・日本ゴルフツアー機構(JGTO)が日本プロゴルフ協会(PGA)から独立したが、この時の大義名分も「ツアーが主催権を持ち、日程をコントロールする」というもの。もちろん、放映権料を取ることも視野に入っていた。正論を掲げたのだが、結果的に失敗に終わった。

一方、女子ツアーは、旧態依然とした仕組みの中で、今日の隆盛を築いてきた。だから、スポンサーやテレビ局側には、寝耳に水の「女子ツアーの反乱」という風に映るのだろう。だが、繰り返すが主催権、放映権を自分たちで持ちたい、という女子ツアーの要求そのものは、決しておかしなものではない。ただ、プロセスがうまくないだけだ。

しかし、女子ツアー側にも、テレビ局、スポンサー側にも決定的に置き去りにしてしまっていることがある。プロスポーツを語るうえで一番大切な、ファンファースト、という視点だ。ファンにとって大切なのは、面白い試合がたくさん行われ、それを見る機会ができるだけ多いこと。これに尽きる。

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