ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

国内男子ゴルフ JGTOツアー

日本ゴルフツアー機構(Japan Golf Tour Organization)主催ツアー

石川遼優勝プレーバック 世界最小ストローク「58」、薗田峻輔との死闘…【国内男子ツアー丸わかり】

国内男子ツアーが来週の「東建ホームメイトカップ」からいよいよ開幕する。そこで、ツアーを彩る選手たちのデータを様々な観点からチェック。今回は石川遼が挙げた優勝を振り返ってみる。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年3月22日 12時30分

2012年 三井住友VISA太平洋マスターズ

御殿場で2年ぶりVを遂げた。単独首位スタートの石川は前半2つのパー5でバーディを奪取。首位をキープし折り返すと、10番から怒とうの3連続バーディを奪った。一時は後続と4打差をつけたが、13番パー3で3パットのボギーを叩き一歩後退。15番では5メートルのバーディパットを沈めるが、16、17番で痛恨の連続ボギーを喫し、松村道央に1打差に詰め寄られる。

そして迎えた最終18番パー5。ティショットでフェアウェイをキープすると、残り228ヤードのセカンドを5番ウッドでピン手前6メートルに乗せてイーグルチャンスにつける。松村はこのホール、惜しくもイーグルを逃しバーディでフィニッシュ。石川もイーグルは逃したが、しっかりとバーディを奪って逃げ切り。トータル15アンダーで2年ぶりの勝利を挙げた。

石川はこれでツアー通算10勝目。この年の9月に行われた「キャノンオープン」で池田勇太がマークしたツアー最年少記録を更新した。

2014年 長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ

互いに譲らぬ名勝負に7991人のギャラリーが沸いた。6アンダー・単独3位から最終日をスタートさせた石川遼が6バーディ・2ボギーの「67」をマーク。トータル10アンダー・首位に並んだ小田孔明をプレーオフで退け、2年ぶりの通算11勝目を挙げた。

この日の石川は2番ホールで3パットのボギーを喫した。逆転に向け暗雲が立ち込めるが、続く3番パー5で10メートル以上のロングパットを沈めてすぐさまバーディ。悪い方に傾きかけた流れを引き戻すと、前半上がり2ホール連続バーディを奪取した。首位を走る小田と1打差に迫り、サンデーバックナインに入った。

バックナインに入った石川は13番バーディで首位タイに浮上した。続く14番で3パットのボギーを叩き後退してしまったが、1打差で迎えた最終ホールに値千金のバーディを奪取。土壇場で小田に追いつき、プレーオフに持ち込むと、1ホール目と2ホール目は互いにバーディを奪ってドロー。互いに譲らず一進一退の攻防が続いた。

そして迎えたプレーオフ3ホール目。互いにティショットを右のラフに打ち込むと、ここでは両者ともレイアップを選択するが、フェアウェイの絶好のポジションをキープした石川に対し、小田のボールは池ギリギリのラフに。これを寄せきれずに小田がパーとしたのに対し、石川は1メートルに寄せてバーディ。3ホールまでもつれ込んだプレーオフを制して、石川が大逆転勝利を飾った。

2015年 ANAオープン


米ツアーに本格参戦して3シーズン目の石川にとって、これが国内男子ツアーのシーズン初戦だった。小田孔明と並ぶトータル13アンダーの首位で最終日をスタートさせると、5番で最初のバーディを奪取。その後はバーディとボギーを交互に繰り返す展開となるが、13番、14番で連続バーディを奪った。ダボを叩いた小田を一気に置き去りにすると、その後も安定したプレーでツアー12勝目を挙げた。

石川は「コースとの戦いだった。(この勝利は)本当に大きい。勝負どころで隣ホールまで曲げたり、まだまだなところもあるけど、アメリカでも勝てるようプレーしたい。きょうのプレーをきっかけに。また一つ自分のゴルフを大きくできるように頑張っていきたい」と優勝の喜びを語った。

関連記事

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト