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2年ぶりに国内開幕戦に出場の金谷拓実 優勝記念のゴールドパターを手に「もっと増やしたい」

国内開幕戦に挑む金谷拓実。その手には見慣れぬゴールドパターが握られていた。

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2023年3月30日 07時30分

金谷拓実がゴールドパターににんまり
金谷拓実がゴールドパターににんまり (撮影:米山聡明)

<東建ホームメイトカップ 事前情報◇29日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7062ヤード・パー71>
 
ルーキーイヤーの2020-21シーズンに2勝を挙げて賞金ランキング2位に入った金谷拓実。今年2月のアジアンツアー「インターナショナルシリーズ ・オマーン」で海外ツアー初優勝を遂げた。海外に軸足を置き、昨年10月の「日本オープン」以来となる国内ツアーに出場する。

21年大会のチャンピオンが2年ぶりに多度に戻ってきた。「コースも難しいけど、天候にスコアが左右されるコース。今週は天気も良さそうで伸ばし合いになる気もするので、自分もたくさんバーディを獲って優勝できるようにがんばります」と力強く語る。

元世界アマチュアランキング1位になるなどもともと海外志向が強く、海外の出られる試合は出るというのが金谷のスタンス。積極的に欧米に進出して日本を留守にすることが多かったが、米国では高い壁にぶつかり、異国の地では優勝争に絡むことが難しかった。オマーンでの優勝は21年の今大会以来。「この2年間、なかなか結果も出なくて、いろいろな工夫を重ねて、それが徐々に身になって久しぶりの優勝でした。(優勝争いの中でも)自分らしいプレーを続けられたのはこの2年間、海外でのいろいろな経験が活かされたのかなと思います」。海外でもまれた経験に成長を感じる。

いろいろな工夫の一つには、歩くスピードや呼吸の仕方がある。「緊張する場面やミスが続くと自分では気がつかないうちにスピードが速くなる。いつも同じペースで歩いたり、呼吸を深くして心拍数が変わらないように考えています」。昨年の終わりごろから始めたこれは。ゴルフ場の中だけではない。「急がなきゃいけないときは急ぎますけど…」。食事中やテレビを見ているときなど日常生活の中でも意識している。常に同じテンポで生活することで、プレー中も自分のテンポでプレーできるようになるという狙いである。「徐々に結果に表れてくるのかなと思います」と1つの結果を出した。

2年ぶりに今大会に出場するにあたり、練習日にクラブ契約を結ぶピンから記念品が贈られた。ピンのパターを使用して優勝した選手には、1年後の同じ大会で優勝時に使用していたパターと同じモデルのゴールドパターをプレゼントする慣習がある。コロナ禍の影響で制作が遅れたが2年前の優勝を記念して金谷の元にもゴールドパターが届けられた。

ゴールドに輝くパターを手にした金谷は「仕上がりがよくて打てそうな感じですね。あれが増えていったらうれしいですよね。メジャーに勝つと純金になるといっていたので」。金谷の手元にはこれで2本目。ゴールドパターの本数を増やすとともに、しっかりと“純金パター”も狙っている。(文・小高拓)

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