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“大逆転シード”&“ジャンボ超え”へ谷口徹がボギーなしの『67』 35歳下の若手から得た復調のキッカケ

57歳の谷口徹がボギーフリー「67」をマーク。大逆転シード入りへ好発進を切った。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2025年11月28日 09時00分

あるぞ、大逆転シード! 57歳の谷口徹が好スタートを切った
あるぞ、大逆転シード! 57歳の谷口徹が好スタートを切った (撮影:上山敬太)

<カシオワールドオープン 初日◇27日◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知県)◇7375ヤード・パー72>

昨季の賞金ランキングは154位。今季は生涯獲得賞金ランキング3位の資格で出場しているツアー通算20勝の57歳・谷口徹だが、シード争いが決着する大会の初日をボギーなしの5バーディで滑り出した。5アンダー・8位タイから“大逆転”を見据える。

【写真】谷口徹が実践! 自分に合ったアドレスとスイングの作り方

レギュラーツアーで60台を記録するのは、5月の「中日クラウンズ」3日目の「69」以来。さらに初日をトップ10で発進したのも同大会初日の6位タイ以来となる。今年は13試合に出場し、2度の棄権に加え予選落ちが8回と苦しいシーズンが続いていた。そんななかひさびさの好スコアに「(シーズンの)最後に来てよくなってきたなという感じです」と笑顔を見せた。

「ひさびさに、ゴルフをしていて少し楽しいなと思いました」。そう話す背景には、35歳下の22歳・細野勇策が取り組む練習を参考にした効果があった。練習日に細野がハーフスイングの練習をしている姿を目にし、「真似してみたら真っすぐ飛ぶじゃんと思って。そこで昔(感覚)を思い出した」と、長く引っかかっていた部分が解消されたという。

谷口が抱えていた課題は「フェース管理」だった。レギュラーツアーで戦う上で「いまのツアーに出るなら飛距離も欲しい」という部分を求め、オフにはウエイトトレーニングにも取り組んだ。その結果「ウエイトをやってから、少しわからなくなった部分が多々ある」と明かす。さらにスイングでも「振ろうとしていた」影響で、フェースアングルのズレや、芯を捉えても右に出る球が増え、ショットの安定性が欠けていた。

そこで基礎に戻り、ハーフスイングを徹底。「その延長でポーンと打ったらいい当たりが増えてきた。ショートホールもいいショットが打てた」と手応えを得て、早速結果に結びついた。数日の取り組みで好感触をつかめた分、「なんでもう少し早く気づかなかったのかな」と悔しさものぞかせる。しかし、この練習のおかげで「飛距離どうこうより、方向性を考えた」とプレーへと意識が変わり、スコアにも反映された。

復調したショットを残り3日間でも続けたい。「また明日もやりたい。風が吹いてもうまくボールコントロールしながらできたら。できる、できないはわからないけど、でも手応えは少し感じた」と前向きだ。

賞金ランキングは現在136位。来季のフルシード権は本来65位以内だが、現在55位のキム・ソンヒョン(韓国)が出場義務試合数に達しておらず、66位の藤本佳則がボーダーラインとなっている。谷口は今大会で単独4位以上に入ればシード獲得の可能性が出てくるが、「そういう意識はないですね。たった1試合ぐらいで、もうそんな…」と、それはあくまでも“おまけ”だ。

まずは自分が納得のできるプレーを狙う。「きょう(初日)みたいなティショットの回数を増やしていけたら。でもパターが入らないといいスコアにはならないからなんとも言えないですけど、いいショットをたくさん増やしてやっていきたい」と意気込んだ。

今大会を制すれば、尾崎将司が2002年「ANAオープン」で記録した55歳241日のツアー最年長優勝記録を更新する、57歳293日での勝利となる。その思いを本人は口にしなかったが、頭の片隅にはあるはず。好発進を決めたベテランが、どこまで浮上するか注目だ。(文・高木彩音)

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