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ツアー通算31勝、永久シードの片山晋呉が50歳で日本一の“砂イチ名人”に【2023年スタッツ振り返り】

全26試合にわたった国内男子ツアーの2023年シーズン。1年間を各部門のスタッツで振り返る。今回は『サンドセーブ率』。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2023年12月28日 15時00分

サンドセーブ率で1位を獲得した片山晋呉
サンドセーブ率で1位を獲得した片山晋呉

2023年シーズンの国内男子ツアーは全26試合が終了。そんな1年をスタッツで振り返り、今年活躍した選手たちにスポットライトを当てる。今回は『サンドセーブ率』で1位を獲得した片山晋呉だ。

当時高校3年生の片山晋呉はジャンボ尾崎のキャディをしていた【写真】

同部門はグリーンサイドのバンカーに入ってから2打かそれより少ない打数でカップインする率を競うもの。そんな“砂イチ名人”とも言える部門で、50歳の片山晋呉が2006年以来となる2度目のタイトルを獲得。『69.091%』は星野陸也が昨季マークした『68.421%』のツアー記録を塗り替えた。

そんな片山だが、今季は賞金ランキング74位に終わり、25季連続で守ってきたレギュラーツアーの賞金シードから陥落した。ただし、ツアー通算25勝以上の永久シードの資格を持つため、来季もレギュラーツアーに出場できる。

また、今年からシニアツアーデビューも果たし、2024年もレギュラーとシニアを掛け持ちすることになる。「来シーズンも両方出る形になると思うので。両方で楽しくやれたらいいなと思います」。飛ばし屋の若手が台頭するレギュラーツアーでも、熟練の技を駆使して戦っていく。

【2023年サンドセーブ率 トップ10】
1位:片山晋呉(69.091)
2位:竹安俊也(64.655)
3位:近藤智弘(63.380)
4位:砂川公佑(61.538)
5位:B・ケネディ(61.333)
6位:佐藤大平(61.290)
7位:比嘉拓也(60.377)
8位:清水大成(60.317)
9位:田村光正(58.667)
10位:蟬川泰果(58.654)

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