ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

「寝ていたらふっと降りてきた」 怪我明けの高山忠洋が“中尺パター”で8バーディを量産

ツアー通算5勝、45歳のベテラン・高山忠洋が8バーディ・2ボギーの「65」をマークし、6アンダーで初日の首位タイに立った。

所属 ALBA Net編集部
神吉孝昌 / Takamasa Kanki

配信日時:2023年8月4日 11時37分

<横浜ミナトChampionship ~Fujiki Centennial~ 初日◇3日◇横浜カントリークラブ(神奈川県)◇7231ヤード・パー71>

ツアー通算5勝、45歳のベテラン・高山忠洋が8バーディ・2ボギーの「65」をマークし、6アンダーで初日の首位タイに立った。「1カ月半ぐらい休んでいた。先週の月曜日からクラブを振り始めたのに…」と本人も初日のスコアに驚いた。

元高校球児の高山忠洋がピッチングフォームを披露【写真】

休養をしていた理由は、ワキ腹の肋間筋(ろっかんきん)を痛めたから。6月の下部ツアー「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山」の初日、短いパー4で1オンをドライバーで狙ったとき、強振しすぎて肋間筋が断裂してしまった。「ちぎれちゃった、振りすぎて。年甲斐もなく」と後悔したが、それでもその日はラウンドを続行。翌日もプレーしたが、結局途中棄権。全治1カ月半と診断されて休養を余儀なくされた。
 
今回がそこから復帰戦。好スコアにつながった要因には、今週に初めて持ち込んだ“中尺パター”にある。「6月のツアー選手権の時に寝ていたらふっと降りてきたのですよ、“中尺だ”と。すぐメーカーに電話して2本作ってもらった」。
 
その効果は抜群で、パットがあれよあれよと入り、上がりの3ホールで4メートル以内をすべて沈めて3連続バーディを奪うなど、中尺パターに助けられた。「先週の月曜日から使い始めたが、すごくフィーリングがいい。ワンピンぐらいのパットが入ってくれた」。初日は25パットとグリーン上で高いパフォーマンスをみせた。
 
高山はこれまで怪我や病気で苦しみ、何度も長期欠場を経験している。「毎年言ってますけど、試合に出られる喜び、ゴルフができる喜びを噛みしめている」。45歳のベテランは終始、楽しげにラウンドを振り返っていた。(文・神吉孝昌)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    開催前
  4. DPワールド
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト