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“キレ”と“ワンオン”を求めて 金子駆大と桂川有人が欧州仕様クラブをテスト

DPワールド(欧州)ツアーを主戦場にする、賞金王の金子駆大と桂川有人が、欧州仕様の“武器”を用意していた。

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2026年4月9日 09時26分

金子駆大(左)と桂川有人(右)が欧州仕様のクラブをテスト
金子駆大(左)と桂川有人(右)が欧州仕様のクラブをテスト (撮影:米山聡明)

<東建ホームメイトカップ 事前情報◇8日◇東建多度カントリークラブ・名古屋 (三重県)◇7090ヤード・パー71>

DPワールド(欧州)ツアーを主戦場にする金子駆大と桂川有人。舞台が変わればゴルフも変わる。それはクラブ選びにも表れており、日本ツアーの開幕戦で“欧州仕様”の武器をテストしていた。

【写真】ミニドラにタイガーアイアン 金子駆大と桂川有人が求める欧州仕様

金子が長らく愛用するのは、テーラーメイドのアイアン『P760』。中・上級者向けながら、7番以上に中空構造を採用し、やさしさもをあわせ持つモデルだ。メーカー担当者が「打感を気に入っている」と語るように、信頼は揺るがない。

だが、欧州のコースでは悩みもある。「芝が違って、自分が思っているショットが出来ない。ひさしぶりに日本で試合をしたら、少し良くなりましたけど、海外の芝でまだ苦戦していいて、そこが難しいところかなと思います」。

薄い芝や硬い地面など、日本ではあまり遭遇しないコンディションに対応するため、金子が求めたのは、より“キレる”アイアン。そこでメーカーから手渡されたのが、タイガー・ウッズ(米国)モデルの『P・7TW』だった。

クラシカルなマッスルバックらしいシャープな抜けが特長で、7番から9番までをテスト中。実戦投入するかは決まっていないが、担当者によれば手応えは上々とのこと。異国の地で戦うための試行錯誤が続いている。

一方の桂川も、欧州仕様の“飛び道具”を試している。手にしているのはテーラーメイドのミニドライバー『R7 Quad』。狙いはシンプルで、280~290ヤードのパー4用だ。

欧州ツアーでは、距離が短いパー4に遭遇することも珍しくなく、そこでワンオンできるように作ったもの。昨年から他社のミニドライバーを投入することもありすでにいいイメージは持っていた。

とはいえ、バッグに入れるとなれば3番ウッドを外すことになる。「そこはちょっと悩む」と本音がもれるが、「みんな刻まずにワンオンを狙っていくんですよね。負けていられない」と、欧州選手のアグレッシブな流れにも対応していく構えだ。

ロフトは11.5度、長さは43.5インチ。ややアップライトに調整し、つかまりを強化。「強い球が出るようになった」と、その感触も悪くない。

芝も、風も、攻め方も違う。だからこそクラブも変わる。欧州ツアーという環境の中で、二人は最適解を探り続けている。(文・齊藤啓介)

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