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近藤智弘が宍戸で6年ぶり予選通過!復調のきっかけは女性用クラブにあり!?

近藤智弘が宍戸で6年ぶり予選通過!復調のきっかけは女性用クラブにあり!?

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2018年6月1日 20時15分

日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2日目◇1日◇宍戸ヒルズカントリークラブ(7,384ヤード・パー71)>

近藤智弘が、8バーディ・2ボギーの「65」をマーク。初日に7つ、この日に8つと連日で最多となるバーディを奪って、単独首位に躍り出た。

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「宍戸の一生分のバーディを獲ったんじゃないかな」と爽やかにはにかんだ。それもそのはず、本大会での予選通過は2012年以来。また単独首位での予選通過は、15年の「HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF」以来となる。

昨年の開幕前から発症した腰痛に悩まされ、満足にゴルフができない時期が続いていた近藤。復調のきっかけは、体調にあわせたクラブの大幅変更にあった。今年の3月に、たまたま女性用のクラブを振ったところ、「軽く打ったら、意外にうまくいった」としっくりきた。「さすがに女性用のクラブは使えないので」と、そのクラブをバッグインすることは無かったが、使用しているスペックを見直した。ドライバー以外のシャフトを125グラムから90グラムに変更。フレックスも、これまでXだったものをSと柔らかいものにして、体への負担を軽減するセッティングに変えた。

そこまでさせた腰の痛みも、様々な治療法を試しながら徐々に軽減してきている。「色々試しすぎて、何が効いているのかわからないから不安」と、精神的に落ち着かない部分もあったが、「今は『しょうがない』と思ってやっています」と割り切れるようになってきた。

ビッグスコアに反して、「手ごたえはほとんどない。期待もしていない」といい意味で力も抜けている。昨年は体の不調もあって、16年守った賞金シードを手放し、今季は生涯獲得賞金25位以内の資格でツアー参戦。ムービングデーでもたくさんバーディを奪って、まだ宍戸で一生分を獲り終えていないことを証明したい。(文・谷口愛純)

※記事に一部誤りがありましたので、再配信いたします。

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