その日本プロでは3つ年上の谷口徹が優勝。同じベテランの活躍については、「谷口さんは、違う次元の人なので」と恐縮しきりだったが、今大会のコースセッティングについて聞かれると「フェアウェイが狭く、ドカンドカン打つのではなく、ワザを使うコース。ベテランの味を出せますね」と経験を感じさせるコメントを口にした。
「そろそろ年齢的にシニアツアーを意識します。そこに行くまでは、レギュラーツアーにしがみついていたい」と笑った野仲。レギュラーで2勝を挙げると、「シニア入り後1年間シード権」も与えられるため、「この大会で2勝しちゃえばいいですね!」と意気込んだ。「関西の試合はいい成績が多い」という野仲が、明日もベテランの風を吹かせる。(文・間宮輝憲)