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横尾要、18番で悪夢…コースレコードに届かず

横尾要、18番で悪夢…コースレコードに届かず

配信日時:2008年12月4日 18時57分

快調にスコアを伸ばしていたが18番に落とし穴
快調にスコアを伸ばしていたが18番に落とし穴 (撮影:上山敬太)
ゴルフ日本シリーズJTカップ 1日目>◇4日◇東京よみうりカントリークラブ(7,016ヤード・パー70)

絶好のコンディションに恵まれた東京よみうりカントリークラブで開幕した、国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の初日。序盤からハイペースでスコアを伸ばし首位を独走していた横尾要に、最終18番に大きな落とし穴が待っていた。

 横尾は序盤の2番、3番を連続バーディで立ち上がると、その勢いのまま5番から4連続バーディを奪い首位に浮上。後半に入っても勢いはおとろえず17番まで終えて10アンダーと、ここまでは昨年ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が記録したコースレコード“61”を上回るハイペース。しかし、このまま独走で終えるかに思えた18番。バンカーに入れたティショットが目玉になり、まさかの4オン2パット。このホールトリプルボギーとし、そこまでの貯金で首位はキープしたものの7アンダーにスコアを落としてしまった。

 この悪夢の18番について横尾は「バンカーに行ったらボールがほとんど見えなかった。まぁしょうがないかなぁ」とお手上げの様子。それでも「良いゴルフができたから、十分ですかね。良いスタートを切れたので落としたくないですね。最低7アンダーをキープしたい」と2日目以降に気持ちを切り替えていた。

 今大会の18ホール中最高の難度を誇る18番パー3。アゴの高いバンカーと、ティショットの落とし所が難しい傾斜のあるグリーンに苦しむ選手が続出。石川遼と同組でそこまで快調にスコアを伸ばしていたプラヤド・マークセン(タイ)もティショットを曲げギャラリースタンド後方へ打ち込むなど、どんなプレーヤーもこのホールではなにがあるかわからない。この魔の18番は残り3日間どんなドラマを演出するのか、最後の1打まで目が離せなくなりそうだ。

【1日目の順位】
1位:横尾要(-7)
2位T:ジーブ・ミルカ・シン(-6)
2位T:宮本勝昌(-6)
2位T:プラヤド・マークセン(-6)
2位T:矢野東(-6)
6位:武藤俊憲(-5)
7位T:手嶋多一(-3)
7位T:ドンファン(-3)
7位T:ブレンダン・ジョーンズ(-3)
7位T:石川遼(-3)
7位T:片山晋呉(-3)

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