＜ダンロップフェニックストーナメント　3日目＞◇22日◇フェニックスカントリークラブ(7,010ヤード・パー71)

宮崎県にあるフェニックスカントリークラブで開催されている、国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」の3日目。4アンダー2位タイでスタートしたプラヤド・マークセン(タイ)が、4つスコアを伸ばしトータル8アンダーで単独首位に立った。2打差の2位は前日首位の近藤智弘、3位には石川遼と富田雅哉がつけている。
ディフェンディングチャンピオンのイアン・ポールター(イングランド)は5つスコアを伸ばしトータル1アンダーの14位タイ、10年ぶりの出場となるアーニー・エルス(南アフリカ)はトータル2オーバー27位タイで3日目を終えた。

首位のマークセンは「今日はすべての調子が良かった。ドライバーもフェアウェーを大きく外したのは15番と18番の2ホールだけ」と語るように完璧なゴルフを展開。5バーディ・1ボギーでトータル8アンダー。単独首位で明日の最終日今季3勝目を目指す。

2位の近藤智弘は17番まで首位をキープしていたが、最終18番で痛恨のボギーを叩いてしまいマークセンと首位が入れ替わる。2バーディ・1ボギーの内容に「今の調子からすれば1つでもアンダーで回れたということは目標をクリアしているので」と納得はしている様子。明日の最終日は「上位で最終組で回れるのは成長だと思う。どれだけのゴルフができるか、ひとつやってみたいという気持ちはあります」と自然体で逆転優勝を狙う。

【3日目の順位】
1位：プラヤド・マークセン(-8)
2位T：近藤智弘(-6)
3位T：富田雅哉(-4)
3位T：石川遼(-4)
3位T：ブラント・スネデカー(-4)
6位T：谷原秀人(-3)
6位T：矢野東(-3)
6位T：藤田寛之(-3)
6位T：谷口徹(-3)
6位T：丸山茂樹(-3)
14位T：イアン・ポールター(-1)他3名
27位T：アーニー・エルス(+1)他7名