＜マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント　2日目＞◇31日◇ABCゴルフ倶楽部(7,217ヤード・パー72)

　兵庫県にあるABCゴルフ倶楽部で開催されている、国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」の2日目。

遼、7番パー4会心の当たりも1オンならず！

　首位タイからスタートした深堀圭一郎は中盤5つのバーディでスコアを伸ばし単独首位に浮上。終盤の16番、17番で連続ボギーを叩き2位に1打差と迫られるも、最終18番パー5では「完璧」と語った約4メートルのイーグルパットを沈め、トータル9アンダーでホールアウト。各選手が苦しむ高速グリーンも「僕は速いグリーンが好きなので、好都合」と苦にならない様子だ。

　今月の9日に40歳の誕生日を迎えた深堀だが、奥さんが作って1週間分持たせてくれるという特製栄養ドリンクの効果か、見た目にもプレーにもまだまだ衰えはみえない。「シード選手の平均年齢もずいぶんと下がってきているし、僕らの年代で上位で戦う選手は減ってきている。そういう中で頑張ることが大事。ゴルフファンは幅広い年代にいるわけだし、ファンの期待を裏切らない40歳でいたい」と、自分そして同年代のプレーヤー達に言い聞かせるように語った深堀。若手の台頭著しいツアーで存在感を示すべく、決勝ラウンド逃げ切りを図る。

【2日目の順位】
1位：深堀圭一郎(-9)
2位：小山内護(-6)
3位T：野上貴夫(-5)
3位T：I・J・ジャン(-5)
3位T：すし石垣(-5)
3位T：宮里優作(-5)
7位：石川遼(-4)
8位T：藤田寛之(-3)他5名
20位T：丸山茂樹(-1)他2名
23位T：矢野東(E)他6名