＜ブリヂストンオープンゴルフトーナメント　最終日＞◇26日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(7,138ヤード・パー72)

　千葉県にある袖ヶ浦カンツリークラブで開催された国内男子ツアー「ブリヂストンオープンゴルフトーナメント」の最終日。首位スタートの矢野東がスコアを5つ伸ばし、トータル21アンダーで優勝。先月開催された「ANAオープンゴルフトーナメント」以来、今季2勝目を挙げた。4打差の2位には野上貴夫、3位には丸山茂樹、4位は近藤智弘と宮本勝昌となっている。

　石川遼は「1つでも上に行きたい中、最高の結果が2日続けて出た。こんなに思い通りにいくとは思わなかった」と昨日に続き67という好スコアをマーク。初日の57位から12位に躍進し4日間を終了した。

優勝したイケメン矢野東のプロフィール＆今季成績をチェック！
　
　序盤からスコアを伸ばせない同組の片山と宮本を尻目に、着実にスコアを伸ばしていった矢野。「先輩がスタートでもたついていたので、その分僕が早めに2番でバーディが取れて気楽に行けた」と終始自分のゴルフスタイルを変えることなく、完璧なゴルフで袖ヶ浦カンツリーを制した。「嬉しいですね。今日も素晴らしいゴルフが出来た。優勝を口にすることで、自分を追い込んでやったし、結果4打差での優勝。さらに自信がついた。賞金王争いも出来ているし、チャンスはあると思います」。
　これで獲得賞金も1億円の大台に乗り、トップの片山とは約700万円の差。心・技・体すべてに磨きのかかった矢野は逆転で賞金王を目指す。

【2位の野上貴夫のコメント】
上出来です。今日は伸ばすというよりも、自分で出来ることをやって1つでも順位を上げようと思ってました。頑張って2位狙い(4位スタート)だったけど、その通り2位になれてよかったですね。

【3位の丸山茂樹のコメント】
これだけ多くのギャラリーに来ていただいて、やる気にもなりますよ。自分もまだまだ応援されているんだなと思いました。アメリカで失いかけた自信と集中力を取り戻せそうな気がします。