「パターを体の一部につけてストロークしてはいけないルールができてから、どのように使えばいいのか分からなかったので教わりにいきました。自分にとってはものすごく大きなヒントになったのは確かです」。おかげで、それ以来パッティングに関する悩みは消え、この試合でも思ったところにしかボールが出ていかなかったというほどだ。「こんなに不安なくパットできたのは、高校生以来です」と笑う。
明日の決勝で戦うH・W・リュー(韓国)は、先週の「フジサンケイクラシック」で優勝しており、勢いに乗っている。しかし、12年の「コカ・コーラ東海クラシック」のプレーオフで敗れている因縁の相手でもあるだけに、あっさりと負けるわけにはいかない。“勢い”VS“経験”のどちらが勝つか、要注目だ。
文/山西英希