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「しのいでしのいで…」遼2オーバーで決勝ラウンドへ

「しのいでしのいで…」遼2オーバーで決勝ラウンドへ

配信日時:2008年8月29日 19時42分

42位タイと初日から順位を石川遼(写真はセガサミーカップゴルフトーナメント)
42位タイと初日から順位を石川遼(写真はセガサミーカップゴルフトーナメント) (撮影:岩井康博)
<バナH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント 2日目>◇29日◇芥屋ゴルフ倶楽部(7173ヤード・パー72)

 福岡県にある芥屋ゴルフ倶楽部で開幕した、国内男子ツアー「バナH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント」。2日目を終えて星野英正がトータル6アンダーで首位、1打差で甲斐慎太郎高橋竜彦らが追っている。石川遼は42位タイでホールアウトし予選通過を果たした。

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 「しのいでしのいでのプレーが納得いかなかった」という石川遼は、出だしの2番でいきなりボギーを叩くと、その後もなんとかパーをセーブする我慢の展開。中盤、9番と11番でバーディを奪うも、続く12番、13番で連続ボギー、16番もボギーとし、予選通過ぎりぎりのラインまで順位を落としてしまう。しかし、迎えた最終18番パー5で「打った瞬間寄ったなと思った」という4打目のアプローチを直接放り込みバーディを奪取。土壇場で粘りをみせた石川はトータル2オーバーとし予選を通過。「明日は難しくてもアンダーパーのグループに入れるようにしたいですね」と語り、決勝ラウンドでの上位進出を誓った。

 首位と1打差の5位タイでスタートした星野英正は、スタートホールの1番をボギーとするも中盤で5つのバーディを奪いトータル6アンダーで単独首位に浮上。ショットがイマイチだったという星野だが、「2日間は気楽に疲れないようにやっていました」と余裕も感じさせるコメント。国内男子メジャー「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」以来の今季2勝目を目指し、決勝ラウンド逃げ切りを図る。

【2日目の順位】
1位:星野英正(-6)
2位T:甲斐慎太郎(-5)
2位T:高橋竜彦(-5)
4位T:S・K・ホ(-4)
4位T:白潟英純(-4)
4位T:スティーブン・コンラン(-4)
4位T:今野康晴(-4)
4位T:菊池純(-4)
4位T:秋葉真一(-4)
4位T:池田勇太(-4)
42位T:石川遼(+2)
   

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