2014年にツアー初優勝を挙げた思い出の地だけに、何か不調脱出へのきっかけをつかめればいいのだが「あのころとは、距離が伸びてコースが全然違う。以前はアウトでスコアを伸ばすイメージを持っていましたが、5番ホールの距離が伸びて(535ヤード・パー4)、それもできなくなりましたからね」と弱気のコメント。
とはいえ、切れ味鋭いショットと、内に秘めた闘志が岩田の真骨頂。コースセッティングの厳しい米ツアーで磨かれた彼本来の実力を、このモンスターコースが呼び起こしてくれるかもしれない。明日の戦いにも要注目だ。
※(1位は2012年「とおとうみ浜松オープン」グランディ浜名湖ゴルフクラブの16番ホール、267ヤード。2位は2010〜11年に開催された「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood」TOSHIN Lake Wood Golf Clubの14番ホール、263ヤード)
文・伊藤昇市