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3季連続3回目の“日本一飛ぶ男”に輝いた河本力 目指すのは「世界で1番、飛距離の出る選手」

河本力が3シーズン連続3回目のドライビングディスタンス賞に輝いた。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2024年12月3日 07時00分

3季連続でドライビングディスタンス1位に輝いた河本力
3季連続でドライビングディスタンス1位に輝いた河本力 (撮影:鈴木祥)

今季の国内男子ツアーの全試合が終了し、2日にジャパンゴルフツアー表彰式「JAPAN GOLF AWARD 2024」が行われた。“日本一の飛ばし屋”の称号を持つ河本力が、ドライバーの平均飛距離のスタッツ部門『ドライビングディスタンス賞』で3季連続3回目の受賞となった。

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「シンプルにうれしいです。この賞はプロ入りしてからずっと取っているので、来年も取り続けたいなと思っています。自分の魅力というか、この距離がなかったら注目してもらえないぐらいだと思っている。男子ツアーの魅力だともすごく思いますし、それをどんどん、もっともっと、まだまだ満足していないので、世界で1番飛距離の出る選手になりたいと思っているので、頑張ります」

今年の開幕戦のときから同賞で1位を獲得することは意識していた。「後半戦に入る頃には確信に変わっていたので、何も気にしなかった。でも、320ヤードを切ってしまったことは少し嫌だなと思います…」と昨季は『322.58ヤード』の記録だったが、今季は『319.25ヤード』と記録更新といかなかったことに悔いが残る。

来季目指す記録は「計測ホールで、ドライバーが使えないホールが出てきたりしたら難しいけど、あえて数字を上げるとするなら、やっぱり325(ヤード)ぐらいの平均は行きたいと思っています」と目標を立てた。ほかに受賞してみたい部門を問われると、「総なめです」とすべての部門で1位に立つこと。もちろん「賞金王も来年は。きょうだいで年間王者、年間女王を取ろうというモチベーションで、全力で取り組もうと思っている」と最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」でキャディを務めた姉・結とともに国内男女ツアーでトップに立つことを狙って行く。

来シーズンに向けてこのオフは「もちろん体を強くするトレーニングもそうですけど、大きくすることよりも、小さい動きがまだまだできてないところがあった」と飛ばすだけではなく、方向性を安定させていくためにスイングの細かい部分を見直していく。

「そういうところを詰めていかないと、賞金王はなかなか難しいと思う。30センチのパットまで完璧にこなせるような、アプローチとパター上手いよね、フェアウェイキープもできるよねというような、総合力の高い選手になるため取り組んでいきたい」と目標に向けてしっかりプランを立ててオフに突入していく。来季、さらにレベルアップした河本のプレーが見られることに期待したい。(文・高木彩音)

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