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平塚哲二、ミャンマーで経験したリアル・“ビルマの竪琴”

平塚哲二、ミャンマーで経験したリアル・“ビルマの竪琴”

配信日時:2017年1月25日 20時04分

国内ツアーも第2シード権を取得、平塚哲二が復活への第1歩を踏み出す
国内ツアーも第2シード権を取得、平塚哲二が復活への第1歩を踏み出す (撮影:小路友博)
レオパレス21ミャンマーオープン 事前情報◇25日◇パンラインGC(7,103ヤード・パー71)>

大会名が「エアバガンミャンマーオープン」だった2010年、ここパンラインGCでアジアツアー初優勝を挙げたのが平塚哲二。7年ぶりに来たコースは「全然違う」と記憶とは別のコースになっていたという。

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「グリーンも変わってるし、距離も伸びた。バンカーも増えたと思う。何ホールかは同じような感じがするけど」、思い出の舞台はさらに難易度を上げて平塚の帰りを待っていたようだ。

優勝時には印象的な出来事があった。「ミャンマーに長いこと住んでいる日本人の人、半分ぐらい日本語も忘れてしまってるんだけど、その人がクラブハウスで待っててくれて。日本人がすごい頑張ったとすごく褒めてくれた」。故・竹山道雄氏の名作『ビルマの竪琴』ではないが、第二次大戦のころにミャンマーに渡った人らしく「歴史を感じましたよね」、日本人の活躍を涙を流すぐらい喜んでくれたことは印象的だったという。

アジアや違う環境で戦うことは、技を増やしたり精神的にタフになるだけでなく、こういう歴史を感じる出会いもある。「若い選手は外に出たほうがいいと思う」という平塚の言葉には説得力が溢れていた。

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