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武藤俊憲、プレーオフで敗れ2位に「メジャーを獲るべき人が獲った」

武藤俊憲、プレーオフで敗れ2位に「メジャーを獲るべき人が獲った」

配信日時:2016年7月10日 19時59分

メジャータイトルまであと一歩…本当にあと数センチだった
メジャータイトルまであと一歩…本当にあと数センチだった (撮影:米山聡明)
<日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 最終日◇10日◇北海道クラシックゴルフクラブ(7,094ヤード ・パー72)>

 初日から首位を走っていた武藤俊憲は2度の中断を挟み、14番が終了した時点で2位の谷原秀人に4打差をつけていた。しかし、16番でボギーとしバーディを奪取した谷原に一気に2打詰められると、谷原が17番パー3で再びバーディ。1打差で迎えた最終ホールでボギーを叩くと、プレーオフではパーパットがわずかに届かずボギーに。メジャータイトルを逃し、2位に終わった。

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 「完全にボクに運がなかったです。そうとしか言いようがない。中断で体が動かなかったし」と2度にわたる中断で大きくリズムを乱されてしまった。そこに谷原のコースレコードタイ“63”。「どっちが勝ってもおかしくない状況でしたけど。谷原のほうが内容も良かった。18ホール中、半分バーディですから。メジャーを獲るべき人が獲っただけです」と谷原を称賛した。

 「少し休みます、と言いたいところですが、しっかりやることをやって次に備えます」。この負け方はショックが大きいだろうが、報道陣の質問にしっかり答え、コースを後にした武藤。今季はアルバトロスが2回などショットには確かな手ごたえがある。この悪夢を振り払うには時間がかかるかもしれないが、必ず次のチャンスは訪れるはずだ。

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