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エース?マレット? 開幕前日、藤田寛之がパター選択に悩み

エース?マレット? 開幕前日、藤田寛之がパター選択に悩み

配信日時:2014年8月27日 18時17分

<アールズエバーラスティングKBCオーガスタゴルフトーナメント 事前情報◇27日◇芥屋ゴルフ倶楽部(7,150ヤード・パー72)>

 国内男子ツアー「アールズエバーラスティングKBCオーガスタゴルフトーナメント」が28日(木)に開幕。男子ツアーはここまで頻繁にオープンウィークを挟む日程で進行してきたが、今大会から連戦に突入していく。そんな中、地元福岡県出身の藤田寛之はプロアマ大会で最終調整を行った。

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 今大会の舞台となる芥屋ゴルフ倶楽部の特徴はツアーでも珍しい高麗グリーンにある。福岡出身の藤田は高麗グリーンでゴルフをして育ったが、現在では「離れすぎて非常に苦手になった」という。そのため、今大会で優勝したことはなく、昨年大会では85位タイで予選落ちを喫している。

 そんな苦手コースの対策として藤田が投入を検討しているのがマレットタイプのパターだ。藤田は通常、ピンタイプのものをエースパターとしており、変えることはほとんどない。しかし、苦手とする高麗グリーンでは「ヘッドの特性で転がす」ことを目的として、稀にしか使用しないマレットタイプのパターを今大会用に調整してきた。

 このマレットパターについては好感触を得ているのだが、藤田を悩ませているのは例年よりも速く仕上げられたグリーンにある。「グリーンの状態が良いだけに、エースも悪くないかなって」。通常、高麗グリーンはベント芝のグリーンと比べて芝目が強く、順目・逆目でスピードが大きく変わってしまう。しかし、今年のグリーンは他の選手たちも「過去最高の状態」と評しており、逆目でもしっかりとボールが転がってくれる。つまり、高麗グリーンの特性が薄まった状態でプレーすることが可能なため、明日使用するパター選択に悩みが生じてしまったのだ。

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