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石川遼、小田孔明とのプレーオフを制して2年ぶりのツアー優勝!

石川遼、小田孔明とのプレーオフを制して2年ぶりのツアー優勝!

配信日時:2014年7月6日 15時10分

小田孔明とのプレーオフを制した石川遼が2年ぶりとなるツアー優勝を挙げた
小田孔明とのプレーオフを制した石川遼が2年ぶりとなるツアー優勝を挙げた (撮影:米山聡明)
長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント 最終日◇6日◇ザ・ノースカントリーGC(7,050ヤード・パー71)>

 互いに譲らぬ名勝負に7,991人のギャラリーが沸いた。国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」の最終日。6アンダー単独3位から出た石川遼が6バーディ・2ボギーの“67”をマーク。優勝の行方はトータルスコア10アンダーで並んだ石川と小田孔明によるプレーオフに突入したが、これを制した石川が2012年「三井住友VISA太平洋マスターズ」以来となるツアー通算11勝目を挙げた。

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 この日の石川は2番ホールで3パットのボギーを先行。逆転に向け暗雲が立ち込めるが、続く3番パー5で10メートル以上のロングパットを沈めてすぐさまバーディ。悪い方に傾きかけた流れを取り戻すと、前半上がり2ホール連続バーディを奪取。首位を走る小田孔明と1打差に迫り、サンデーバックナインのプレーに入った。

 バックナインに入った石川は13番バーディで首位タイに浮上。続く14番で3パットのボギーを叩き後退してしまったが、1打差で迎えた最終ホールに値千金のバーディを奪取。土壇場で小田に追いつき、プレーオフに持ち込むと、1ホール目と2ホール目は互いにバーディを奪ってドロー。互いに譲らず一進一退の攻防が続いた。

 そして迎えたプレーオフ3ホール目。互いにティショットを右のラフに打ち込むと、ここでは両者ともレイアップを選択するが、フェアウェイの絶好のポジションをキープした石川に対し、小田のボールは池ギリギリのラフ。これを寄せきれずに小田がパーとしたのに対し、石川は1メートルに寄せてバーディ。3ホールまでもつれ込んだプレーオフを制して、石川が大逆転勝利を飾った。

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