だが、その悔しさをバネにして上位を目指す実力があることは証明済み。この日も2バーディと伸び悩みながらも粘り強いゴルフでペナルティ以外ではノーボギー。「ティショットがよくなかったけど、上手くグリーン近くまで運べてノーボギーで回れた」。問題の15番でも約3メートルのパーパットを残したが、先に打った谷口徹、松村道央のラインを参考にしてナイスセーブ。耐える展開でもしっかり上位に喰らいついて見せた。
「4打差におさめられているので、少しでも差を縮めて優勝争いをしたい」。耐える展開となった2日目をしのぎきった怪物ルーキー。迎えるムービングサタデーで反撃に転じる。