深堀圭一郎、ニューパターで爆発！6アンダー2位に急浮上

＜日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯　2日目◇11日◇烏山城カントリークラブ(7,193ヤード・パー72)＞

　国内男子メジャー「日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯」は2日目を終了し、深堀圭一郎が“66”で回り首位の谷口徹に3打差の2位に浮上した。

深堀圭一郎のプロフィール

　深堀はこの日パーオン率80％を超えた正確なショットでバーディチャンスを量産。そこから、「だいぶ気持ちよく打てるようになった」と今週変更した新パターでアンジュレーションの大きな難グリーンを攻めて好スコアにつなげてみせた。深堀は開幕戦の「東建ホームメイトカップ」から3試合連続でカットラインに1打及ばず予選落ち。それだけに、この日のラウンドでまずは予選通過を決めて「厄除けできたかな」とトレードマークの白い歯を見せて胸を撫で下ろした。

　深堀は2011年2月に持病だった左足底筋膜炎の手術に踏み切り、昨季は9試合の出場のみ。シードを失った今季は生涯獲得賞金25位以内の権利でツアーに参戦している。あとがないだけにシーズン序盤から一戦一戦が勝負だ。「ケガをしてから心が弱くなっているので、戦う気持ちに持っていくことがテーマ」。今季初の決勝ラウンドでその気持ちを発揮できれば、05年以来のツアー勝利も見えてくる。

【2日目の順位】
1位：谷口徹(-9)
2位：深堀圭一郎(-6)
3位T：谷昭範(-5)
3位T：平本穏(-5)
3位T：白佳和(-5)
6位T：近藤共弘(-4)
6位T：黄重坤(ハン・ジュンゴン)(-4)
6位T：上田諭尉(-4)
6位T：谷原秀人(-4)
6位T：わたり哲也(-4)