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石川遼が難グリーン攻略へ“足裏時間”増加「努力をちょっとずつ続けていく」

石川遼が難グリーン攻略へ“足裏時間”増加「努力をちょっとずつ続けていく」

配信日時:2022年12月1日 17時02分

エイムポイントに加えて、真剣にラインを読む石川遼
エイムポイントに加えて、真剣にラインを読む石川遼 (撮影:米山聡明)
ゴルフ日本シリーズJTカップ 初日◇1日◇東京よみうりCC(東京都)◇7023ヤード・パー70>

ピンの奥につけたらボギーも覚悟しなくてはいけない最難関の18番パー3。この日のピン位置は手前から12ヤードで、石川遼はピンの手前4メートルにつけるも、惜しくもバーディならず。それでも上がり3ホールを、バーディ、バーディ、パーとして「68」にまとめ、首位と3打差の2アンダーで12位タイとまずまずの位置で初日を終えた。

エイムポイントをする石川遼【写真】

「上りの4メートルくらいの、真っすぐに近い一番いいラインについたので、入る可能性はあると思っていました。すごくいいパットだったので悔いはないです」と笑いながら18番ホールを振り返る。実測220ヤードのティショットは4番ユーティリティで放ち、「フルショットで打って奥には行かないかなという感じ」と、ほぼイメージ通りのショットだった。「ショットの感触はあまりよくない」なかでも、パーオン率は72.22%で全体5位と数字自体は悪くない。

「内容的には17番パー5でしっかりバーディが獲れて、18番で落とさないようなロングゲームを残り3日間もできればいいなと思います。なかなかきょうはうまくいかないことが多かったですけど、そんなものだと思うので、そのなかでしっかりと気持ちを切らさずに集中してやるべきことをやりたいなと思います」とあす以降に向けても気を引き締めた。

10月下旬の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」からエースキャディの佐藤賢和さんの影響で、足裏で傾斜の度合いを測り、カップに指をかざして狙いを定める『エイムポイント』を取り入れている。が、最初はラインをまたいでサッと傾斜を確認するくらいだった。しかし、この大会では足裏で傾斜を感じるために費やす時間が明らかに長くなっている。カップの手前と向こう側、そしてカップに向かって立つのと、傾斜に背を向けるのと、4回立ち直して傾斜を確認する。

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