さらに続ける。「ストレートに近い感じの球をたくさん打っていて、スライス回転が減っているぶん、より力が加わっていて僕やアダム・スコットより常に前にいましたし、いちばん曲がっていなかったです」と蝉川の持つポテンシャルをべた褒めする。
「自分をブレずに持っている選手だなと話して感じました。ますます楽しみです。自分も刺激を受けました」。ニューカマーの存在は、復活を目指す石川のゴルフ熱にもプラスになったようだ。
優勝は意識せず、「テーマに向き合ってやっています。結果が後からついてくるほうが納得ができるし、なんで結果が良かったかがわかりやすい」と、まずはやるべき課題と向き合って、その上で結果がついてくるのを待つ。果たしてその瞬間が今週訪れるのか、注目だ。
