ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

「ドローを一辺倒で」 “真逆の125ヤード”で見えた石川遼の現在地

「ドローを一辺倒で」 “真逆の125ヤード”で見えた石川遼の現在地

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2022年4月28日 20時05分

もがき続ける石川遼 ドローを究めた先に、目指すゴルフがある
もがき続ける石川遼 ドローを究めた先に、目指すゴルフがある (撮影:米山聡明)
中日クラウンズ 初日◇28日◇名古屋ゴルフ倶楽部和合コース(愛知県)◇6557ヤード・パー70>

和合の18番パー4。フェアウェイ左サイドにフェアウェイバンカーがある。以前は縦長でひとつのバンカーだったが、2018年にふたつに分けてアゴを高くした。ここにつかまればグリーンを狙うのが容易ではなく、ティショットの落としどころが難しくなる。この日のティボックスからは、バンカーを越えるのに287ヤードが必要だった。

豪快にティショットを放つ石川遼【写真】

18番ティイングエリアに立った石川遼は、「無風かちょっとフォローだったので、頑張れば(左のフェアウェイバンカーは)越えるかな」とドライバーを握った。「まあまあのスイングができた」というショットは、きれいなハイドローの弾道で、バンカーを楽に越える位置のフェアウェイにキャリーした。スイング改造を始めて2年。これが成果の一つだ。

「数年前はあのバンカーを越えなかった」。18年大会ではティショットがバンカーにつかまり、ダブルボギーにした経験もある。19年は低くて右に曲がるローフェードで逃げていた。「無理矢理打ちに行くのではなく、しっかりいいスイングをした結果、ハイドロー、ドローになるというスイングを2年かけて作ってきました。15番、16番、18番はそれができていた。長いスパンで1年、2年と振り返ると、明らかにめちゃくちゃ良くなっている。特にドライバーでそれを感じます」。和合ではドライバーで打ちにくいロケーションのホールでも、しっかりとドローで攻めた。飛距離、方向性ともに向上。手ごたえを感じている。

「スコアっていうのは、それ以外の要素で決まってくる。ショートアイアンの距離感や方向性。そこはまだ仕上がっていない感じがしていてもどかしいけど、順番にやっていくことが大事。自分でコントロールできることをしっかり増やしていきたい」。いい仕上がりを見せるドライバーショットに対して、ショートアイアンはまだ未着手だ。スコアは3バーディ・3ボギーの「70」。首位と9打差の53位タイスタートとなったが、10年、15年先を見据えている石川にとっては織り込み済み。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト