飛び系アイアンってどんな形?【写真】
「ピンは『G410シリーズ』以降、完全に日本でも人気メーカーになりましたが、アイアンに関して言えば『中空ブレードアイアン』の市場を開拓したことが大きいと思います。もともと日本には『カッコいいブレードアイアンが使いたいけど、難しいからあきらめていた』というゴルファー層がかなり多かった。そこに『i500』がハマったことで売れました。また『G710』も中空構造なので、『カッコいい系の中空アイアンと言えばピン』というイメージができた。『i525』の売れ行きは前作の『i500』以上の勢いを感じますね」
―2位の『ゼクシオ 12』や3位の『G425』については?
「昔は鍛造アイアンが人気で、数年前からはヤマハの『インプレスUD +2』などの飛び系が人気でしたが、ここ1、2年はやさしいアイアンに人気が集中しています。『ゼクシオ 12』や『G425』は単純に飛ぶというよりも、やさしい印象が強い。それが人気につながっていると思います」
ここ数年は飛び系アイアンがアイアン市場をリードしていたが、今年は中空系、そしてやさしい系が主役になる転換期となるかもしれない。