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アイアンは「大きい=やさしい」とは限らない!? 【ギア豆知識】

アイアンは「大きい=やさしい」とは限らない!? 【ギア豆知識】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2022年2月16日 12時06分

フェースが長いほうが構えたときに安心感があるが…
フェースが長いほうが構えたときに安心感があるが… (撮影:福田文平)
アイアンに限らず、ゴルフクラブを見る際、ヘッドの大きさを「やさしさの指標」だと考えるゴルファーは非常に多い。「このヘッドは小さいから難しそう」、「大きいヘッドはやっぱり安心感がある」といった感想を口にしたことはないだろうか?

松山英樹が使用するアイアンの顔は? やっぱり難しそう…【写真】

たしかに、ヘッドが大きければ、それだけフェースも大きくなるし、ボールに当たる確率は高くなるだろう。しかし、イコールやさしいとは限らない。ボールに当たったとしても、真っすぐ飛ぶかどうかは別問題だからだ。

たとえば、アイアンをライ角通りにセットし、シャフトの延長線と地面の接点からトゥの頂点までの長さである「フェース長」を例に考えてみよう。

プロや上級者が好むマッスルバックやキャビティアイアンのフェース長は73〜76ミリのものが多い。ちょうどiPhoneなどスマートフォンのヨコ幅(短いほうの幅)くらいの大きさになる。一方、飛び系を始めとするアベレージゴルファーに向けたアイアンは80ミリを超えるモデルがほとんどだ。

このフェース長は、構えた時の印象だけでなく、フェースの「戻しやすさ」にも大きく影響する。つまり、フェース長が大きくなるほど、シャフト軸から重心が遠くなり、フェースが開いて当たりやすくなるのだ。

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