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オリンピアンのミラクルアプローチに先輩たちは“敵前逃亡”!? 前回王者の石川遼は「最下位見えてきましたね…」

オリンピアンのミラクルアプローチに先輩たちは“敵前逃亡”!? 前回王者の石川遼は「最下位見えてきましたね…」

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2021年8月28日 17時44分

アプローチコンテストで星野陸也が14センチにつけるスーパーショット
アプローチコンテストで星野陸也が14センチにつけるスーパーショット (撮影:岩本芳弘)
Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 3日目◇28日◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)◇7210ヤード・パー72>

第3ラウンドを終えて、注目選手たちによる一発勝負の熱いバトルが開催。大会恒例のアプローチコンテストが、今年も全組終了後の18番グリーンで幕を開けた。

星野陸也が14センチにつけるアプローチを見せ、帰ろうとする5人【大会写真】

2019年大会は石川遼が72センチにつけて優勝。石川はもちろん、今年は地元の注目ルーキー清水大成、今季2勝の木下稜介、五輪代表の星野陸也、19年大会覇者の比嘉一貴、コミカルな言動でギャラリーを盛り上げる中西直人の6人が参戦した。

およそ50ヤードの距離からアプローチ王の称号をかけて意気揚々とクラブを手にしたが、2人目の星野が他の5人の戦意を喪失させるミラクルを起こす。「奥の傾斜を使わず、ピンに直接止めるイメージで」と放ったショットは言葉通りピンそばにピタリ。『14センチです!』のアナウンスに、ほかの5人は拍手を贈って退場…したくなるところをぐっとこらえて挑戦。

トップバッターの清水を始め、比嘉、木下、中西とオリンピアンは超えられず。トリを飾るのは、昨年の王者石川遼。「最後、石川遼のチップインを見たいと思います!」という中西からの番を受けて放ったが、カップ横に着弾、「スピンが右に入っちゃいましたね…」と右手前へバックスピン。「(計測の)メジャー…長いですね…最下位が見えてきましたね…」(石川)とむなしく、結果は2メートル43センチ。

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