遼、今季初の予選落ち「パットのタッチが合わなかった…」

＜ダイヤモンドカップゴルフ　2日目＞◇27日◇千葉カントリークラブ 梅郷コース(7,108ヤード・パー72)

　千葉県にある千葉カントリー倶楽部梅郷コースで開催されている、国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ」の2日目。首位とは4打差14位タイでスタートした石川遼は、序盤からパットに苦しみ1バーディ・3ボギーでホールアウト。カットラインに1打及ばずトータルイーブンパー63位タイで予選落ちとなってしまった。

苦しんだ1日の全ショットを1打速報で振り返る

　石川は2番パー5でチャンスにつけるが「緩んでしまった」とバーディパットをしっかりと打ち切れずこのホールをパーとしてしまう。すると、4番ボギーのあと5番では「緩んじゃだめだというのが強すぎて、手で合わせにいってしまった」とバーディパットをオーバーさせると、返しも外してしまい3パットのボギー。前半だけで2つスコアを落としてしまう。

　「パットのタッチが終始合わなかった…」とこの日のラウンドを振り返った石川。後半も再三バーディチャンスにつけるが、ボールはカップに沈むことなくホールだけが過ぎてゆく。昨日に比べ「ショットの内容は良かった」と話したものの、最後までパットの修正ができず2日目が終了。1打及ばず今季初の予選落ちとなった。

　石川の国内ツアーでの予選落ちは、昨年の「日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯」以来約1年ぶり。ホールアウト後石川は「悔しいというよりは、練習が足りないなと思いました」とコメント。残念な結果になったが「ショットは昨日よりは良かった。パットも自信をなくしたというより、タッチが合わなかっただけ。こういう週もあります」と前を向き、練習グリーンへと向かった。