結局、例年とそれほど変わらない練習量をこなしているようにしか見えない藤田だが、来週月曜日には、1日36ホールを戦う「全米オープン」の日本最終予選にもエントリーしている。ゴルフに対してどこまでも貪欲であり、常にゴルフのことを考えている姿勢はプロになってから少しも変わらない。
ただ、少しずつその姿勢を変えたい気持ちもあるようで、現在は小型船舶免許を取得中だという。さらに、チームセリザワで作成し、年内のうちに発売する予定のCDでは、その美声を披露している。「レギュラーツアーの出場権がある限り、そちらを優先したいですね」という藤田。シニアツアーに参戦するのは、しばらく先になりそうだ。(文・山西英希)
